2010年04月29日

事業仕分け 傍聴者「大幅削減に期待」(毎日新聞)

 独立行政法人(独法)と公益法人が行う事業の無駄をあぶり出そうと、23日午前から始まった行政刷新会議の事業仕分け第2弾。今回はその前半戦として、4日間にわたり国会議員や民間有識者ら「仕分け人」が公開の場で独法の事業に切り込むが、脚光を浴びた昨年11月の第1弾のように「快刀乱麻」となるのか。直接見ようと会場に駆けつけた傍聴者からは、税金の無駄遣いの大幅削減を期待する声が相次いだ。【田所柳子、森禎行】

 傍聴者や報道関係者で埋め尽くされた会場では、午前11時25分から開会式。仕分け人たちを前に、枝野幸男行政刷新担当相が「事業仕分けの本質の一つは税金の使われ方を国民に直接見て知ってもらうこと。インターネットで多くのアクセスをしていただきありがとうございます」と、力を入れているネット中継も意識した決意表明をすると、会場からは拍手がわき起こった。その後、仕分け人たちは早速、午前中の作業にとりかかった。

 今回の会場は、東京都中央区の民間ビルに入る貸し会議場「TKP東京駅日本橋ビジネスセンター」。2階と3階に分かれた2会場計約250席の一般向け傍聴席を目指し、傍聴者が仕分け開始3時間以上前の午前8時ごろから集まり始めた。

 列の先頭に並んだ千葉県の30代の無職男性は、前回も傍聴したといい、「税金の無駄遣いに関心がある。前回は政治ショーという感じもしたが、民間の仕分け人は真剣だった。初日の様子をじっくり見たい」と真剣な表情で語った。

 別の無職男性(68)は「公開で行うことは良いことだと思う。今日は国際協力機構(JICA)に注目している」。自営業の男性(60)は「政権の成果はなかなか出ないだろうけど、一歩一歩やってほしい。まだまだ無駄は多いと思うので仕分けは応援したい」と注目する理由を話した。

 仕分けられる側の関係者も傍聴に訪れた。街づくりを支援しているNPO法人の理事長で、仕分け対象の独法と仕事をしている山口幹雄さん(59)は「不安になっても仕方がないが、国に仕事を頼るしかないのが現状だ。今の仕組みの中で今後どうなっていくのか、推移を見守りたい」と話した。

 仕分けの模様は、民間5業者の協力によるインターネット中継も行われる。前回のネット中継にはアクセスが殺到し、つながりにくい事態も発生。今回も開始早々から、会場外でも多くの人が行方を見守った。

 仕分け第1弾は、独立行政法人・国立印刷局と随意契約して会場を確保した。計9日間の会場設営・運営費が約1160万円、印刷製本費が約950万円などで、計約3900万円を経費として支出した。今回は競争入札で民間業者と契約。契約額は第2弾前半戦の4日分だけで、会場設営費を含め約1250万円に上り、「あまり節約になっていない」との声も出ている。

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2010年04月26日

赤城自然園 再オープン 閉鎖後、元社員が無給で手入れ(毎日新聞)

 全国屈指の規模を誇りながら昨年3月、「利益を生まない」として閉鎖された群馬県渋川市の「赤城自然園」が22日、約1年ぶりに再オープンした。昨年末に新たなスポンサーが決まるまでの8カ月間、元社員の片場富夫さん(62)=埼玉県志木市=は雇用打ち切り後も一人、赤城山麓(さんろく)に広がる約120ヘクタールの園を守り続けた。開発当初からかかわって28年。「声を掛けてくれた来園者一人一人の顔が思い浮かび、やるしかなかった。男の意地だった」と振り返る。【鈴木敦子】

 赤城自然園は82年、西武(のちのセゾン)グループが開発を始め、95年にオープン。標高600〜700メートルの杉林を切り開き、ミズバショウやクリスマスローズなど約660種を植えた。ヘイケボタルなど約1810種の昆虫も生息し、遊歩道ではリスなどの野生動物に出合え、首都圏からの家族連れや山歩きが好きな中高年に人気だった。

 しかし08年、管理運営会社が外資の完全子会社になると「赤字続き」を理由に閉鎖が決まった。片場さんによると、来園者は年間約1万人いたが、維持管理に1億円以上かかっていたという。片場さんは定年延長を打ち切られて退職し、一緒に草刈りや花の手入れをしていた同僚4人は他の職場に移った。誰も園の世話をしなくなった。

 「人が手をかけなければ、繁殖力の強い外来種が生き残り、自然の調和が崩れる。一度荒れると、なかなか元に戻らない」。片場さんは渋川市内のビジネスホテルから自然園に毎日通い、「無給の不法侵入者」として手入れを続けた。毎週末に園を訪れ漬物をくれたおばあちゃん、キツネに襲われた鳥の悲鳴を聞き、びっくりしていた都会の子供たち。自然園が出会いの場のカップルは「結婚しました」と報告に来てくれた−−。さまざまな思いが去来した。

 だが、老後の蓄えを取り崩すには無理があった。昨年8月、堤清二元セゾングループ代表(83)に直談判した。「かすみを食べてここまで来ましたが、もう限界です」

 堤氏によると、自然園は都会の子供たちのために「採算度外視のトップダウンで始めた事業だった」という。片場さんの直訴を受け、かつての部下が経営する企業に自然園の買い取りを頼み、再オープンは実現した。「熱意に押され、何とか協力したかった」と堤氏。片場さんは園長として雇用が決まった。

 この日午前11時25分から始まったテープカットを、片場さんは「1年間の地道な苦労がようやく実を結んだ」と感慨深そうに見つめた。園は今、淡い紫色のシラネアオイが満開で、ゴールデンウイークにはシャクナゲなどが彩る。「花だって、きれいな姿をお客さんに見てもらって、うれしいでしょう」と片場さんは目を細めた。

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